倶楽部メモ:客車倶楽部過去ログ集:客車列車の旅
倶楽部メモSP
14系と24系
14系と24系の電源供給方式以外の違いは?



倶楽部メモ(280) 平成17年 7月18日〜 7月22日

投稿者 太田拓也
投稿日 7月20日(水)17時38分23秒
タイトル 話題は変わりますが
皆さんこんにちは、太田拓也です。
今までのスレの流れから変わりますが、質問があります。

14系と24系の「電源の場所以外の違い」って何でしょうか? 
具体的に言うと「電源供給方式と関係ないオハネ14やオロネ25がなぜ混結できないのか?」ということです。
登場直後から編入改造や両対応化のケースが多く有名無実化している感もあるのですが。
投稿者のホームページ

投稿者 青列車
投稿日 7月20日(水)23時09分52秒
タイトル 電源方式…片栓両栓?
お邪魔しますm(_ _)m
>>太田拓也さま
お尋ねの件、私も詳細は存じませんが、
確か14系は全車輌が両栓構造で、編成中の車輌の向きが変わっても差し支えないのに対し、
24系はオハネフ以外は方転できないとのこと。

と、言う事はおそらくジャンパー栓の形式が違うのではないでしょうか?

ただ、幸いにして?CLブレーキは共通ですし、貫通幌も連結器も当然同じですから、
編成単位での併結にはなんら支障はありません。
かつてのさくら・はやぶさもはやぶさ編成は24系内でカニからの電源供給で完結していましたし、
さくら編成は14系内で電源供給されていました。

投稿者 青列車
投稿日 7月20日(水)23時24分59秒
タイトル 追記です
只今の発言に追記します。
14系と24系の違いは、電源方式(分散か集中か)が確かに最大の違いですが、車体構造も微妙に違います。
14系(以下15型は除外)の場合、床の根太は木材なのに対し、24系では金属製になていますし、
内装材にも14系はFRPが使われているのに24系では使われていないなどがあります。
(そういえば、オハネフ24の車掌室側妻面にはジャンパー栓が大きく目立ちますよね。
何故かオハネフ25では目立ちませんが…)(^^);

14系の増備がすぐに終わり、24系に切り替わったのは言うまでもなく、
北陸トンネルでの火災事故に鑑み、耐火性の基準が思いっきり厳しくなってしまったからです。

登場当時は運用も全く別ですっきり分けられていた14系・24系ですが、
何時の間にか改造車がゴロゴロ登場し、形式間改造されたものも少なくなく更に改造履歴が複雑になった「剛の者」も存在します
(オシ14、オシ24、オシ24-100の区別がナンバー見ないと判らない私は未熟者)。

投稿者 岩崎安房守義将
投稿日 7月21日(木)06時48分39秒
タイトル 失礼致しました
スハ32様、御指摘の通りでございました!
 オハニ36は今回外されておりましたね・・・そうですか・・・C57180機は在来車牽引初でしたか・・・
(JR化以降、と言う意味で・・・)
 粘着力があるD51機ではさほど苦労は無いのでしょうが、C57機は割合粘着が弱いので
蒲原方と中山越では神経の使い方が違うと伺った事があります。
 いやいや大変失礼しました!
 24と14の違いに関して、まぁ余り御参考にならないかも知れませんが、
以前尾客欧客(レインボー)に夢之介(夢空間)を併結しましたでしょ?
あの時「食堂調理制限・シャワー使用不可」と運車から言われて驚いた事があります。
 同じ三相交流440ボルトなのに???・・・
で、別途食堂車の電子レンジ使用を可能とすべくスハフ14を追加増結したなんて事がありました。
 24系は引通位置に「指定」があります(昭和51年の図面なのです)
が、その後昭和60〜62年前後に何かしたらしく、「図面」通りでは無いものも見受けられます。
 ちなみに一時高客の在来型一般客車でスハフ42・スハフ32が、
また札転の「C62ニセコ用」44が「連結順序位置固定」とされた事があります。
 何の事は無い蒸機のドラフト音を車内に放送させる低圧引通増設に伴う措置だったものですが、その後撤去されたとか・・・
 もう時効ですが或る在来型一般客車2両の車掌室放送アンプにはちょっと細工をしまして、
ウォークマンのイヤホンをそのままつなげて車内放送出来る様にしたものです。
 平成11年までは「北海道鉄道研究会常備」と書かれたウォークマンが車掌室に搭載されているのを確認したものです。
 流れを戻しまして、一件似たような12・14・24ですが、電源的には全く別物として区分されている所で、
太田様の仰る14と24の混結をすると機器動作に支障があったのでは無いかと推測します。
 24系では堂々と100ボルト電源があったのに対して、14系では見つからず
(実は「隠しペンダント=コンセントがあったのですが)某ドラマ撮影の時に苦労した記憶があり、
配線設計思想が異なったものだったのやも知れません。
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投稿者 太田拓也  
投稿日 7月21日(木)08時55分26秒
タイトル 14系と24系
14系と24系はかなり以前から編入改造が続出したため、「車体構造の違い」というのは今では説得力を持たなくなっています。
1997年まで「はやぶさ」「富士」に連結されていたオシ24-100は14系からの改造でしたが、
現在は逆に個室寝台が14系化されています。

回路に違いがあるのではと感じてはいましたが、どうやら具体的に知っている人は少ないみたいですね。

> 岩崎安房守義将さん
夢空間の電源車にレインボーはダメでノーマルスハフがOKというのが謎です。
スハフか夢空間のどちらかに対策がしてあったのでしょうか。
なお引通についてですが、AV回路が原因かと思われます。
もし夢空間とトワイライトの併結が実現しても24系のデフォルト機能以外は全滅でしょうね。
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投稿者 竹中@ノーブルジョーカー
投稿日 7月21日(木)14時31分34秒
タイトル Re:14系と24系
鉄道ピクトリアル1998年版新車年鑑にJR九州のオハネ15形1000番代についての改造内容が解説されています。
これをお読みになれば、変更点イコール相違点として理解ができるかと思います。
要は電源回路の設計思想が異なるそうですが、北陸本線の火災事故をきっかけに生まれた24系ですから、
思想変更も防災上からのものかもしれませんね。
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