>オルセン様  かもめ時代のナハ11ということは、まだ扉の交換などされていない全くの原形時代ですね。 
             ナハ(ナハフ)10と11の本質的な違いは室内照明で、10は白熱灯でしたが、 
             11は蛍光灯が装備されたため別形式となったものです。 
             外観では、10のデッキ扉は独特の非対称2枚折戸でしたが、破損しやすいなどの問題があって、 
             11では普通の開き戸になりました。 
             扉の窓は開閉可能なアルミサッシ2段窓として、冷房のない時代、 
             デッキに立つ乗客が扉を開けなくとも風に当たれるように配慮されました。 
             なお、のちにナハ(ナハフ)10も、照明を蛍光灯に、デッキ扉を開き戸に改造され、 
             11と実質的に変わらなくなりました。 
             
             さてGMキットのナハ10は、後年の改造で2段窓付きの開き戸になった姿ですね。 
             従って、これはそのままナハ11の新製時の姿として通用すると思います。 
             問題はナハフ11で、GMキットのデッキ扉はHゴム固定窓に更新(?)されてしまっています。 
             もしオルセン様がそのような点を気にされるならば、ナハ10キットと同じ扉に改造すると、 
             より正確な模型となります。 
             
            # 実は私も、オルセン様と同じくGMキットでかもめを作ろうとして、 
             ナハフの扉の交換パーツを買った状態で停滞しています(自爆)。 |