はじめまして。
オロネフ10と言う車両はRMM95年11月号の記述に寄れば臨時列車等の運転に際し、
不足する緩急車を補うために改造された車両だそうです。
鉄道ジャーナル82年12月号掲載の82年度(最終期)の配属表によれば
残存はオロネフ10 2002が宮原に、2003が尾久配属(9月3日付けで廃車)となっています。
昭和44年改造時の初配属は宮原でした。
非電暖のオロネフ10 1・2が74年に改造され、広島に配属していますが、
これは重複番号の付番ミス(電暖車と重複している)にあたるそうです。
非電暖の1・2番は78年5月に廃車になっています。
東北方面につかう(「津軽」など)なら2003、
関西に想定する(「きたぐに」など)ならその他の番号にするのが無難でしょう。
電気暖房機器の選択をお間違いなく。
推測になりますがおそらく尾久の車両は他のオロネと共通運用だったとおもわれます。
オロネ・オロネフ10の屋根の色ですが、新製時はビニールにアルミ処理をした銀色だったのですが(20系と同じ)、
経年にしたがって剥離し再塗装されなくなったので地の色のダークグレー
(黒とおっしゃっているのはこれのことだと思われます)となっていきました。
残された写真でも青色の車両はダークグレーです。
カトーのNの製品も今回の生産分から屋根の塗装をダークグレーに変更しています。
したがって製品が正しいです。 では。 |