昭和36年度に10系寝台車使用になったのですが、基本は,
ナハネフ11+オハネ+オハネ+オハネ+オハネ+ナハネフ11の6両を二編成あわせた12両編成。
半数づつ大分・長崎へと分割していました。最短は6両です。
600番台はスペシャルバージョンで、車体すそに白帯が入り、
腰掛部の座布団を引き出し、足が伸ばせるようになっていました。
多客時は、通常のオハネ17も混結されていたようです。
またナハネフ11もこの列車用に設計されたものです。
オハネの600番台は短命でしたが、ナハネフ11は冷房・電暖改造されオハネフ13となり、
昭和57年まで急行で使用されていました。
Nゲージをやっているのであれば九州観光号はマイクロエースから(C59付きで)客車6両で販売されています。
今でもおそらく入手可能と思われますが。 東海道/山陽本線内では12両編成でした。EF58あたりが牽引機には妥当と思われます。 なお、客車は民有車両扱いで改造・新製されました。 私の知っているのはこのくらいです。 (参考文献/RJ82年12月号「10系 軽量客車の足跡」) |