セノハチ様
>マニ35とマニ36には同じスハニ35改がありますが、なぜ形式が分かれたのでしょうか。
荷物車にはあまり詳しくはないので推測なのですが・・・
マニ35とマニ36の違いは、基本的に
マニ35は座席荷物合造車(スハニ等)から全室荷物車への改造車
マニ36は主に優等座席車(オロ・スロ等)からの改造車
という点なのですが、確かに例外的にスハニ35は両形式になっているのですよね。
そこで両形式の違いを調べてみると、おおまかな構造や荷重は一緒なのですが、
車掌室部分の面積が異なっており、それに伴い荷物室の容量が異なっています。
マニ35は88.1立方メートル
マニ36は86.2〜86.9立方メートル
改造年を調べると、
マニ35は昭和37年〜42年
マニ36は昭和41年〜51年
さらにスハニ35改造車の改造年を調べると、
マニ35が昭和40年〜41年
マニ36が昭和44年〜45年
となっていますので、マニ36となったスハニ35が改造される時点で
改造荷物車はすべてマニ36タイプとなっていたため、
マニ35とはせずに荷物室容量をマニ36にあわせて、形式もマニ36となったものと思われます。
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