スハ33(スハ32台車振替車)についてですが、約140両存在したうちの大部分が、
スロ54の冷房化に伴う台車振替えによるTR40B台車付きの車両(スハ33 1〜)です。
オハネ17の電暖化に伴う台車振替えによるTR47台車付きの車両(スハ33
1001〜)は約20両ほどで、
そのほとんどが改造された昭和41年度から数年しか存在せず、
昭和46年頃には静岡地区に4両ほどのみとなって、昭和50年までには消滅しています。
ですので、模型化に際して時代考証等をきちんとするとなると、
かなり限定した使用法しかないと思われます。
ちなみにTR40B台車付きの車両(スハ33 1〜)の方は、
10両ほどが東北地方(仙フク・仙コリ)で昭和55年頃まで現存したようです。 |