皆さん、こんにちは。
マハ47形からマハ29形への形式変更は、クモイ103さんご指摘の通り改造によるものではなく、
昭和28年の車両称号規程改正によるものです。
ですので、マハ47形時代に更新修繕などでオールクロスシート化、洗面所・便所の交換などが
行われていたようです。この辺についてあまり詳しくないので、これから調べてみます。
なお、マハ47形の車内設備はほとんどが流用品のため先の書き込みの通り、
洗面所はマロネのものが実際に使用されていたようだとの記述が
気動車客車部会会報(食堂車 No.328)にありました。
座席などはあり合わせのものが使われていたようで、以下の通りだったとのことです。
マハ47 162(セキ) オハ31系シート
マハ47 183(セキ) 電車用シート
マハ47 184(セキ) スハ36形改造時に余った旧スハ32形のシート
マハ47 185(ヲカ) スハ36形改造時に余った旧スハ32形のシート
マハ47 205(ヲカ) 木造車のシート
マハ47形使用の編成は次のようなものだったそうです。
C59 170 − オハフ33 339(ヒロ) − オハ60 43(セキ) − マハ47 184(セキ)
− オハ35 471(セキ) − オハ40 15(セキ) − オハフ33 175(セキ)
以上の編成は先日亡くなられた栗林宗人氏が昭和25年10月3日に記録されたものです。
他にもマハ47形を実見されたときの編成が記載されていますが、引用ですのでこのくらいで、、、
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