マロテ49の等級帯の色についてその後も調査していましたが、灯台下暗しで当客車倶楽部
への急行高千穂さんの書き込み(平成12年5月7日・倶楽部メモ45に掲載)において、
>旧マイテ39改めマロテ39が青帯を巻いている写真が雑誌に載っています
とありました。(急行高千穂さん、雑誌名を教えていただけないでしょうか)
この事や皆様のご意見から、マロテ49についても青帯・グリーン帯だった事があるのは
間違いないようです。
以上の事から当時の展望車の色の変遷をまとめると
登場時(戦前)車体→ぶどう色1号 ・ 帯→白
進駐軍接収時 車体色変更?
返還後 車体→ぶどう色1号 ・ 帯→クリーム
昭和31年11月 車体→淡緑5号(青大将色・単色)
昭和35年 6月 (「つばめ」「はと」電車化)
昭和35年 7月 (二等級制化・マイテ→マロテ)
車体→ぶどう色2号 ・ 帯→青1号
昭和36年 7月 (1等車(新1等車)の帯色変更)
車体→ぶどう色2号 ・ 帯→淡緑6号
廃車後 保存用・展示用などのため帯色を白に塗り替え(マイテ時代を再現?)
といったところではないかと思います。
問題は各塗り替えの時期と青大将引退?からマロテ格下げまでの1ヶ月間についてですが
「つばめ」「はと」電車化の時点で二等級制化は決まっていたと思われるので、青大将色から
直接青帯になったと思われます。
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