| 
             車掌さんのお許しとはいえ、連続投稿ちょっと気が引けますがご容赦下さい。 
             青列車さん、10系客車の塗色についてご教示ありがとうございます。 
            (昨夜は出張疲れで、他のレスは書いたのに、この件のお礼を書き落としてしまい、失礼しました。) 
             私は1961年生まれです。よろしくお願いします(^^)/。 
            > (同じ10系一族でも、郵便車オユ10、オユ12などは比較的遅くまで 
            > ぶどう色2号で残っていたようですが… 
            あんまり記憶にないです(^^); 
            北海道のC62重連末期の写真には、茶塗りのオユ12も見られるのですが…) 
             国鉄の塗色規程の変遷を調べたことがありますので、その観点からわかる事をご紹介します。 
             昭和39(1964)年9月26日の改正で、近代化改造された客車の青15号化が定められましたが、 
            この時は旅客車のみで、郵便車・荷物車・事業用車などは対象外でした。 
            その後の改正で、いくつか非旅客用車が加わりましたが(近代化改造とは関係ないと思います)、 
            10系郵便車が登場したのは昭和44年9月20日の改正です。 
             塗色規程については、皆さんご存知(?)の通り、実際には守られないケースが 
            けっこう存在しました(青いマシ29、オハニ36、マニ36など)。 
            ただ、少なくとも公式には、10系郵便車の青塗装が登場したのは、等級制廃止に対応した 
            上記改正時であり、旅客車より5年あとという事になります。 
             ちなみに、この間の改正で、新たに青塗装が指定された非旅客車は次の通りです。 
            ・昭和41年3月15日改正(施行は4月1日から)・・・試験車マヤ34、マヤ38、スヤ32、スヤ71、オヤ36 
            ・昭和42年12月19日改正・・・オヤ31・マヤ40・コヤ90以外の全試験車と荷物車マニ37 
            ・昭和43年8月15日改正・・・荷物車スニ40 
             なお、「ステンレス鋼、軽合金等を使用して製作された車両は、必要に応じ、(中略)車体外部の 
            塗装を省略することができる。」との条文がありますので、スニ40の側面が無塗装なのは 
            規程に従っています。 
            なお、単なる推測ですが、マニ37、スニ40あたりは、当初から青で登場して 
            規程が後追いしたのでは? 
            という感じがします(調べたわけではありませんが)。 
            > ところで、10系客車といえば、車内は当初、寒色系だったのではないでしょうか(淡緑色)? 
            晩年に実車に乗ったときには、暖色系(クリーム色)だったのですが… 
             これは私はわかりません。どなたか詳しい方、お願いします。m(_ _)m 
             |