さいたさんのご覧になった荷物列車は、お話の内容から 東小倉発汐留行 急荷32レ・34レ・36レ・38レ または、熊本発汐留行 急荷2032レ のいずれかの急行荷物専用列車で間違いないと思います。 編成はEF62牽引、おおむねマニ44(窓は無く大きなスライドドアのみ)中心で、 数量の郵便車等を連結といった状況だったようです。 当時の時刻表には荷物列車として掲載されていましたので、当時の時刻表をお持ちの方 どの列車であったかフォローいただければ助かります。 また、急行荷物専用列車については、過去に何度か話題になっていますので、 過去ログを参照してください。
この列車が消えた時期ですが、JR化の約半年前の昭和61年11月のダイヤ改正において 国鉄が郵便・小荷物輸送から撤退するのと共に、急行荷物専用列車も廃止になっています。
さいた 様 ご記憶の列車は荷2030レと推測されます。 この列車は東小倉発横浜羽沢行で横浜羽沢着が1:38でした。
私は末期の荷物列車の編成は記録しておりませんので、RF NO258号の記事から 抜粋しますが、昭和55年10月時点での編成は以下のとおりです。 機関車 マニ 天リウ マニ44 名ナコ マニ 名ナコ マニ 名ナコ マニ 盛モカか盛アオかどちらか マニ44 盛モカ マニ44 盛モカ ワサフ 熊クマ スニ又はワキ 熊クマ マニ 熊クマ ご実見の年月日が国鉄末期であれば編成もさらに変更しているものと思われますが、 首都圏に未明に到着する荷物列車は東北線への継承の性格を帯びているものであり、 本例のように前7両は盛岡、青森まで足を延ばします。 (うち1両は航送のうえ旭川まで) 半分客車然ーマニ44かワサフ8000のことだと思います。
ピクトリアル475号のトピックスに 国鉄の荷物輸送最終日 1986年10月31日の 荷38レの記事が掲載されています。 それによると編成は
EF65 1123 マニ50 2064 ワキ8557
と言う非常に切ない編成となっています。 写真も載っていますが PFが入れ換えをしている様にしか見えない!。 パレットタイプの荷物車は結講好きだけど さすがにねぇ・・・。