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              皆様こんばんは。 
             マニ30が話題になっていますね・・・実は私は数年前に大学の授業で三重野
            元日銀総裁に 
            一年間、教鞭を執って頂いていた事がありまして、そのときに日銀の組織機構とともに現金輸送 
            列車についてなぜ未だに列車による輸送を行っているのか窺った事があります。 
             なんでも、組織機構では日銀本店に輸送部という他の支店営業部などの主だった部署とは大きく 
            異なる専門部署があり、ここが日本各地の支店への現金輸送を担っているそうです。 
             業務内容の特殊性の為か他の部署とは人事交流が無いらしく、日銀内部でもかなり変わっている 
            ところのようです・・・ 
             そして、なぜ列車による輸送かというとやはり定時であること、自動車輸送より危険が少ない 
            (事故・事件の両面で)、現金に付いて警備出来ること、他の物流商品と異なり計画輸送による 
            決まった輸送であることや、緊急性をともなう輸送ではないこと、そして何よりも昔からの慣習と 
            いうのが今なお鉄道輸送である事の最大の理由のようです。 ただ、モノがモノだけに総裁も良く 
            知らないことが多い部署であることは確かなようです・・・ 
             運用範囲は北は札幌から南は福岡・高松で、荷レ無き現在は高速貨物にくっついています。 
            その運用や連結位置は日によりまちまちで撮影は至難の業だと思いますので狙う(なんかやばい) 
            のではなく、貨物列車を撮っていたらたまたま撮れた程度に考えた方がよいかもしれません・・・ 
            私の経験では大宮に1ヶ月貨物を撮りに行けば撮れるかな?・・・といった感じです。 
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