倶楽部メモ:客車倶楽部過去ログ集:客車列車の旅
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越後中里駅前の保存車について

各車両の詳細記録・Tマークについて




倶楽部メモ(58) 平成12年 8月24日〜 8月27日



投稿者 やまだ
投稿日 8月24日(木)01時45分13秒
タイトル 越後中里の旧客を見てきました。
本文

みなさん今晩は、
私は今日(もう昨日ですが・・・)越後中里の駅前で利用されている旧客を見てきました。 
たまたま両親を三国峠の群馬県側の秘湯である法師温泉に連れていく約束になっていたので、
ついでに湯沢まで行ってそこから・・・と思い調べて参りました。

今日はせっかく「駒子号」も走っていたのですが、天候はあいにくの雨で
こちらの方は残念ながら中里の駅近くで見送って来ました。 
この為、調査も雨模様を見計らって行いましたので写真は露出などの面で
問題が有りそうなことからもう一度機会を見て訪れようと思っています。

現地調査の結果はまとめ次第報告させて頂きますので(システム上写真を送れないのがですが)
お楽しみに、それではお休みなさい・・・




投稿者 やまだ
投稿日 8月25日(金)00時07分11秒
タイトル 越後中里の報告 その1  
本文

みなさん今晩は、前回書き込んだ越後中里の旧客について報告いたします。
スキ−場の休憩室としての職に就いてから15年も過ぎ、既に記録されているファンの方も
多いとは思いますが、私のように旧客が現役だった時代に間に合わなかった世代の方や、
遠方でなかなか訪れる事の出来ない方のお役に立てれば幸いです。

形式・車番 ・スハ43−2479    ・オハ47−2258   
      (・マ−クは横軽対策施工車)

所属区所   仙フク           盛モカ

ドア形態   全てHゴム大窓×4    (トイレ横・洗面所横)標準Hゴム×2
                    (反対側デッキ)Hゴム大×2

トイレ窓   原型・白色ガラス      上部中折れ式・上下とも白色ガラス

洗面所窓   原型・白色ガラス      上段下降式・上下とも白色ガラス

サボ受け   つり下げ式         [  ]式

窓 枠    アルミサッシ        原型木枠

台 車    TR47          TR23 
      (全てプレ−ト車軸)    (車軸:両台車とも内側がスポ−ク)

自 重    32.2t         33.2t

最終全検   56−2土崎        55−12盛岡

改造年月   59.10土崎       59−10盛岡

体質改善   3T(Tの左下に3表記)  T

           以上、次回へ・・・




投稿者 水ミト
投稿日 8月25日(金)01時05分41秒
タイトル 越後中里
本文 越後中里は面白いですよね。
床下機器も多種なので、観察がとても楽しいです。
ただし1〜12号車に関しては、両側観察はなかなか大変です。
山側に関しては、夏期はミニゴルフ場で立ち入り不可。
冬季は、車体床面あたりまで積雪で、床下が見えません。



投稿者 安全靴をはいたたぬき  
投稿日 8月25日(金)15時24分56秒
タイトル 越後中里の客車で思った事 
本文  みなさま、はじめまして。
私は、旧型客車現役時代に乗車する機会がなかった25歳の若造です。
さてさて、私も中里で調査をした事があるのですが、気になった事として、
体質改善の略号があります。
「3T」や「T」などの分類はどのようなものなのでしょうか?
工事内容の分類だと思うのですが、よくわからないのです。
投稿者のホームページ



投稿者 やまだ
投稿日 8月25日(金)23時44分57秒
タイトル 中里報告 その2
本文

みなさん今晩は、昨日に引き続いて中里報告 その2をさせていただきます。
水ミトさんや、安全靴をはいたたぬきさんは既に調査されているようですね。
御指摘のように体質改善のTマ−クの種類それぞれの意味が良く判らない事、
床下の台車や車軸のバリエ−ションの多さに旧客の奥深さを改めて感じました。

*その1に記入漏れがありました。
 ・オハ47−2258の台車をTR23と記入しましたが、コロ軸受けのTR23Hに訂正を。
 また、塗色については全車 青に白帯です。(休憩所ブル−トレイン中里の為・・・)

形式・車番  ・オハ47−2027、2029 共に所属区所 新ナオ
                       〃 窓枠 アルミサッシ   
                       〃 サボ受け [  ]タイプ
                       〃 台車 TR23H
                       〃 横軽対策施工車

ドア形態   2029は全て35系木造低窓(中桟無しタイプ)×4
       
       2027は非トイレ、洗面所側デッキ:43系プレスドア×2
            トイレ横:標準Hゴム窓、 洗面所横:Hゴム大窓

トイレ窓   2027は上段中折れ式・上段クリアガラス、下段白色ガラス
       
       2029は改造により不明・・・

洗面所窓   2027,2029共に上段下降式・上段下段共に浪板ガラス

自 重    2027は31.6t、   2029は32.0t

最終全検   2027は56−8長野、  2029は56−7長野

改造年月   2027,2029共に59−10新津

体質改善   共にT3    

車 軸    2027は全てプレ−ト、  2029は非トイレ側台車の内側がスポ−ク

以上次回ヘ・・・  

PS,中里に来れば43系ハザはかなり調べる事が出来るのでレジャ−や観光ついでに訪れること
をお勧めします。  ただし、ミニゴルフ場のコ−ス内にかかる客車があるので十分注意して迷惑
のかからないようにお願いします。




投稿者 川村 徹  
投稿日 8月25日(金)23時47分43秒
タイトル いろいろ。
本文

一つの系列の旧客を十何両もまとめて見られる唯一の場所、越後中里。
その後の改造で窓がハメ殺しになったところや、木部の若干腐食した個所等、
経年変化してはいますが、ここのスキー場のウリの一つだけに
今後も使用されていくと思われ、自分もそれを期待するところです。
スハ43系のニス塗り度が高いのは個人的にポイントです。

それと今日発売になった時刻表を見てみると、旧客のSL奥利根号の設定がない代わり
吾妻線に「レトロ効能温泉吾妻号」が数回予定されてました。




投稿者 水ミト
投稿日 8月26日(土)00時50分19秒
タイトル 床下(中里) 
本文

ちょっと追加。

スハ43−2479はTR47A。
オハ47−2027、2029の水タンクは、FRPで水揚関係が更新されています。




投稿者 やまだ
投稿日 8月26日(土)22時40分54秒
タイトル 水タンクはFRPだったのですか。 
本文

水ミトさん今晩は、
・オハ47−2027,2029の水タンクがFRP製だった事に全く気が付きませんでした。 
台車の軸受けや車軸のスポ−クの有無には気が付いたのですが、台車形式を確認する事を
すっかり忘れてしまい今後、補足等の御指摘を頂けると大変ありがたいです。

PS,写真を見る限り、TR47台車の軸受け部分にAと記されているのですが、
   これはTR47Aと言う意味なのでしょうか?




倶楽部メモ(59) 平成12年 8月28日〜 9月 4日



投稿者 水ミト
投稿日 8月28日(月)00時27分26秒
タイトル 中里の台車の件
本文

こんにちは。

>FRP製だった事に全く気が付きませんでした。

中里には、FRP製タンク車が合計7両います。

>写真を見る限り、TR47台車の軸受け部分にAと記されているのですが、
> これはTR47Aと言う意味なのでしょうか?

私も一瞬、軸受け部分にA=TR47Aの意味か?と思ったのですが、
中里のオハ472071はTR23Hにも関わらず、軸受け部分にA
とありますので違うようです。




投稿者 安全靴をはいたたぬき  
投稿日 9月 2日(土)17時37分43秒
タイトル 中里の客車に関する補足&旧型客車の扇風機について
本文

 やまださま、こんにちは。たぬきでございます。
蛇足ながら、水揚?弁の箱についてですが、小型と大型の2種類があったようです。

 さて、以前、某所の旧型客車を調査した際に気がついたのですが、
旧型客車で使用されていた扇風機のカバーにはいくつかのバリエーションがあったようです。
私がみたものとして、「エ」のマークが入っていたもの、アルファベットの「JNR」表記のもの、
「日本国有鉄道」がございました。
 写真を探してみたのですが、上に記したもののうち、2種類しか見つかりませんでした。
ひとまず、画像として用意しました。

アドレスは、
http://chiba.cool.ne.jp/ako_kz/railp/fan1_01.jpg
http://chiba.cool.ne.jp/ako_kz/railp/fan2_01.jpg

です。どうぞご自由にご覧ください。
それでは、これにて。(首を長くして反響を待っております)

投稿者のホームページ



投稿者 やまだ
投稿日 9月 4日(月)01時52分25秒
タイトル 中里 その3 
本文

ひきつづき、中里の報告(その3)をさせていただきます。
今回は水ミトさんから水戸客区の「つくば博お召し」の訓練運転の編成表をお寄せいただいた
ことから元水ミトのスハフ42−2143をご紹介致します。

形式・車番 ・スハフ42−2143(水ミト、横軽対策施工車)

ドア形態  (トイレ・洗面所側デッキ):標準Hゴム・ドア×2
      (車掌室・ブレ−キ室側デッキ):二段式Hゴム【窓位置;高】・ドア×2
      (車掌室・ブレ−キ室貫通ドア):標準Hゴムサイズの金押さえ式・ドア
 
トイレ窓  中折れ式(上段クリアガラス:下段白色ガラス)

洗面所窓   〃  (上下段共に白色ガラス)

サボ受け  [  ]式サボ受け       /  窓 枠   全て木枠

車掌室・ブレ−キ室窓の当て板サイズ  (ヨコ 830ミリ×タテ 560ミリ)ネジ留め

自 重   34.5t

最終全検  56−7 大宮    / 改造年月  59−10 大宮

体質改善  T

愛称札・号車札入れ  (車掌室側・ブレ−キ室側共にドアを境に客室ヨリ)

修繕票入れ  ブレ−キ室側・ドア横の客窓の下/車掌室側・洗面所窓の下

水タンク・揚げ水は写真から見て原型の鉄製と・小型のモノと思はれます。

以上、典型的な大宮工場:水戸客区タイプにいじられた車両で個人的には好きな車両なのですが
みなさんはいかがでしょうか?

PS,水ミトさん、スハフ42−2329は2174と共に回送されたのですか・・・そして
   お召し訓練の中で唯一、高崎に転属出来なかったスハフ42は2265だったのですね。
   有り難うございました。 もし、この2両の形態や他のオハ、オハフの形態についても
   ご存じでしたら教えて頂けないでしょうか?



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