昭和46年末〜翌年始にかけて、「はくつる51号(下り)」「ゆうづる51号(上り)」の1往復において、
試験運用中の14系寝台車(通常日は急行「瀬戸」で使用)を充当したという事実なら存在します。
それで問題のハザ特急ですが、昭和47年7月の事情については水ミトさんが仰っていますが、
同年5月の時刻表を参照しても、臨時客車特急は「ゆうづる」「つばさ」の各々1往復(共通運用)
だけのようですね。
下記資料によりますと、これらの臨時特急は同年3月以降多客日に運転されていまして、
同年11月には14系ハザが登場し、置き換えが実施されたようです。
12系での運転はごくわずかの期間です。(特急料金は100円引きだったとか・・・。)
それらの資料を参照した限りでは、「はくつる51号」の記述は見られませんでした。
で、話はここで終わりません。。。(笑)
水ミトさんのご記述の補足にもなるのですが、実は昭和51年8月の時刻表を参照すると、
この臨客ペアーが「はくつる51号」「つばさ51号」になっているのです。
つまり、後年になって座席客車特急「はくつる51号」が確かに存在したということです。
<参考文献>
・『デジタル版国鉄特急編成史・機関車客車編』 弘済出版社
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