事実をまだ確認していないので何ともいえませんが、
旧型車輛の維持というものは多大な整備費を要求するほか、会社の資産として課税対象となるなど
様々な支出の種となってしまうということを伝え聞いたことがあります。
数少ない営業運行のために、運行に耐えうるだけの厳しい整備保守レベルを維持し、
多大な支出を許すことを、会社側もできなくなってきたのでしょう。
目の中に入れるコンタクトレンズも使い捨てとなった世の中で、
JRが開発する鉄道車輛も、寿命を短くしてでもコスト削減に励むようになってきています。
古いモノを大切に維持して使い続ける文化が廃れてしまった今となっては、
旧型車輛の現役保存はかなわぬ夢なのでしょうか。
JR東日本には、日本の代表的な企業として、この「古いモノを大切にする文化」を
日本で守り伝える旗手となってほしいところです・・・。
いろんな意味で残念な出来事におもえてなりません。
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